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芳泉茶寮が伝えたい本当の味

〜芳泉茶寮のレシピ〜

ベジタリアン麻婆豆腐の写真です

ベジタリアン・ヴィーガン仕様【本格!麻婆豆腐】

もう30年も前のこと。大学生の時に信博さんが麻婆豆腐を作って食べさせてくれました。瓶詰の豆板醤とその辺にあった長ネギなどを使って手早く作ってくれた麻婆豆腐がとてもおいしかったのです。それまで私はレトルトのタレを使ったものか、味噌炒めの延長のような麻婆豆腐しか食べたことがなく、「豆板醤」から合わせ調味料を作って作る姿を初めて見ました。 醤油やみりん、日本酒といった和食の調味料しか見たことがなかった私。「豆板醤」は私の探求心を掻き立ててくれました。

2005年。初めて訪れた四川省成都で食べた麻婆豆腐。唇が大きく腫れてしまったかと思うような強烈な山椒の痺れは鮮烈で、しかし辛さの中にしっかりと深い旨みが感じられるその味は、成都の蒸し暑さを吹き飛ばすような爽やかさがありました。

今や芳泉茶寮の看板商品となった特製!辣油。この辣油を使って美味しい麻婆豆腐を手軽に作れるようにと考えたのが【本格!麻婆豆腐】です。このレシピのベジタリアン・ヴィーガン版が今回ご紹介するレシピ。2012年以降は、自分たちが普段ベジタリアンになったのを機に試行錯誤を経てたどり着いたベジタリアン・ヴィーガン仕様の麻婆豆腐しか作らなくなりました。お肉を使わなくてもがっつり美味しい、本格的な麻婆豆腐です。ぜひ作ってみてくださいね!

作り方
  1. 昆布だしをとる。舞茸は大きめのみじん切りに、葉にんにくは斜めに小口切りにしておく。
  2. 豆腐を2cm角に切り、沸騰した1.に入れて、1分ほど茹でる。1分たったら豆腐をざるに取り、昆布だしは340gと40gを別のボウルなどに入れとっておく。
  3. 40gの昆布だしの方に豆鼓を入れ、フォークなどでマッシュしておく。
  4. フライパンに菜種油(分量外)を入れて火をつけ、舞茸を中火で炒める。途中塩を一つまみ入れて、水分を飛ばすようによく炒める。
  5. 昆布だし340gをフライパンに入れ、弱火で煮る。マッシュした豆鼓を加えて混ぜる。
  6. 続いて、豆板醤を加え、醤油も加える。
  7. 茹でておいた豆腐を入れて弱火で軽く2分ほど煮る。
  8. 片栗粉でとろみづけをし、火を止める。
  9. 最後に辣油、花椒油を加え軽く全体を混ぜる。
  10. 葉にんにくを散らし、漢源花椒粉をふりかけて完成。
  • 木綿豆腐・・・300g
  • 舞茸・・・200g
  • 昆布だし・・・500gほど用意し、340gと40gを使う。
  • 豆鼓・・・16g
  • ピーシェン豆板醤・・・32g
  • 醤油・・・16g
  • 芳泉茶寮 特製!辣油・・・お好みの量
  • 山椒油・・・お好みの量
  • 葉にんにく・・・適量(1本分ぐらい)
  • 片栗粉・・・大さじ1(水で溶く)
  • 漢源花椒面(花椒粉末)・・・お好みで

《ワンポイントのアドバイス》舞茸をしっかり炒めるのがポイント

舞茸を炒め始めると、水分が滲み出てきます。この水分がすっかり無くなり、少し焦げ付くかな?と思うぐらいまでしっかり炒めるのがおいしさのポイントです。

味の決め手となる調味料はこちら!!

レシピ通りに忠実に作っても、調味料が違えば全く別物になります。私の作る麻婆豆腐にはこれらの調味料が欠かせません。他の料理にも使えて、台所の実力が一気にあがる調味料達です。ぜひレギュラーメンバーに加えてくださいね!

《豆板醤》横浜中華街 中華食材・中国食品専業老舗の源豊行(げんほうこう)

横浜の「源豊行」さんのオリジナル豆板醤。

辛すぎず、コクがあって、とってもおいしい。
これがあれば普通の炒め物が、一気にグレードアップ。

私の作る、マーボーナスや、シイタケ味噌、酸辣湯に欠かせない調味料です。

《丸中醤油》杉樽で3年寝かせた醤油は旨みが格別です!

これさえあれば、瞬時にお料理上手になれるというぐらい、本当に美味しいお醤油です。茹でた野菜にこれをちょっとかけただけでおいしい。

この醤油は芳泉茶寮のお料理を支える大きな柱です。

 

《特製!辣油&山椒油》低温圧搾の油を使って作った辣油&山椒油です

1回に15本分づつ。少量づつ丁寧に作っています。それは油を酸化させないように、香りを最大限に引き出せるように。油の品質は健康状態に大変影響を及ぼします。芳泉茶寮の調味料はその点に特に気を使い、食べる方の健康を損なわないように配慮しています。

 

でも、美味しさに妥協はしません。辣油は中華だけでなく、ピザやパスタなどにも、また納豆に入れても美味しいと評判。山椒油は爽やかな香りと痺れに病みつきになる方がどんどん増えています♪

麻婆豆腐の仕上げにこれは欠かせません。辛いのが好きな方はたっぷり、苦手な方は香りづけ程度にお使いください。

 

 

これらの材料はこちらの「芳泉茶寮オンラインショップ」よりご注文いただけます

select shop 高橋家

「芳泉茶寮(ほうせんさりょう)」名付けたその古民家は美味しい水と空気、豊かな里山の自然を満喫できる場です。
そこに暮らしながら美味しいものを作り出し、みなさんと分かち合いたいとの思いで、日々ものづくりに勤しんでいます。
四季の移り変わりを感じていただける手作りの品や、高橋家愛用の逸品を、お届けできたらうれしいです。