Date:Jan 3, 2019 (Thu)
田舎風アップルクランブル
私はイギリスのお菓子が好きです。簡単で、美味しくて。だけど、なんで「こんなに見た目にこだわらないのか?」と不思議になるぐらい、質素で飾り気のない見た目。(ドーバー海峡超えるとあんなに華麗なお菓子がたくさんあるのに!)
アップルクランブルもそんな、家庭のおやつ。冬にオーブンからアツアツのアップルクランブルが食卓に上るのは、本当に幸せです。
アップルクランブルには必ず紅玉やGranny Smithなど酸味のあるリンゴを使ってください。ない場合はレモン汁を多めに使い、酸味を補ってください。
作り方
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材料
オーブン皿を用意しておく |
《ワンポイントアドバイス》バターは冷えたまま使い、クランブルをポロポロに仕上げます。
日本では手が冷たいと「手が冷たい人は心が温かいんだって」ということがありますが、イギリスでは子どもの手が冷たいと親は決まって「手が冷たい人は美味しいスコーンが焼けるんだよ」と言うそうです。スコーンも、クランブルも、バターを溶かさずに小麦となじませ、ポロポロの食感に仕上げるのがおいしさの秘訣。
小麦粉を練ってしまわないよう、あくまでもポロポロを目指して、指先で粉とバターをなじませていくことがポイントです。慣れるまでは指がつるんじゃないかと思いますが、コツを掴めば大丈夫。とはいえ、結構指の力を使うので、もっぱらこの仕事は私ではなく信博さんの担当です(笑)。