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芳泉茶寮が伝えたい本当の味

〜芳泉茶寮のレシピ〜

アップルクランブル

田舎風アップルクランブル

私はイギリスのお菓子が好きです。簡単で、美味しくて。だけど、なんで「こんなに見た目にこだわらないのか?」と不思議になるぐらい、質素で飾り気のない見た目。(ドーバー海峡超えるとあんなに華麗なお菓子がたくさんあるのに!)

アップルクランブルもそんな、家庭のおやつ。冬にオーブンからアツアツのアップルクランブルが食卓に上るのは、本当に幸せです。

アップルクランブルには必ず紅玉やGranny Smithなど酸味のあるリンゴを使ってください。ない場合はレモン汁を多めに使い、酸味を補ってください。

作り方
  1. リンゴは8等分に切った後、芯の部分を除き、3cm角ぐらいの大きさに切る。
  2. みかん汁を絞っておく。レモンを使う場合も同様に絞っておく。
  3. 小麦粉、薄力粉、シナモン、黒糖をボールに入れる。バターは2cm角ぐらいに刻んでからボールに入れる。
  4. 3のボウルの中身を指先をつかって混ぜる。全体がおから状になるまで手早く混ぜる。練らないようにする。
  5. オーブン皿にリンゴの1/3量を入れ、黒糖(分量外)を少々振り、2のみかん汁とレモン汁もまぶす。再度りんごの1/3を皿に入れ、黒糖とみかん汁・レモン汁をふる。最後の1/3を同じように並べ、黒糖とみかん汁・レモン汁を振りかけた後、4のクランブルを表面全体にまぶす。
  6. オーブンを170度に予熱しておく。
  7. 5のオーブン皿全体をホイルで被い、余熱の完了したオーブンに入れる。170度で30分、さらにホイルを取ってから160度で30分焼いたら完成。
材料
  • 紅玉りんご・・・・2~3個
  • みかんorレモン・・・1個
  • 小麦全粒粉・・・70g
  • 薄力粉・・・50g
  • シナモン・・・多め
  • 黒糖・・・40g

オーブン皿を用意しておく

《ワンポイントアドバイス》バターは冷えたまま使い、クランブルをポロポロに仕上げます。

日本では手が冷たいと「手が冷たい人は心が温かいんだって」ということがありますが、イギリスでは子どもの手が冷たいと親は決まって「手が冷たい人は美味しいスコーンが焼けるんだよ」と言うそうです。スコーンも、クランブルも、バターを溶かさずに小麦となじませ、ポロポロの食感に仕上げるのがおいしさの秘訣。

小麦粉を練ってしまわないよう、あくまでもポロポロを目指して、指先で粉とバターをなじませていくことがポイントです。慣れるまでは指がつるんじゃないかと思いますが、コツを掴めば大丈夫。とはいえ、結構指の力を使うので、もっぱらこの仕事は私ではなく信博さんの担当です(笑)。

select shop 高橋家

「芳泉茶寮(ほうせんさりょう)」名付けたその古民家は美味しい水と空気、豊かな里山の自然を満喫できる場です。
そこに暮らしながら美味しいものを作り出し、みなさんと分かち合いたいとの思いで、日々ものづくりに勤しんでいます。
四季の移り変わりを感じていただける手作りの品や、高橋家愛用の逸品を、お届けできたらうれしいです。