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伝えたい古民家の良さ

〜いなかの愉しみとくらしの知恵〜

田舎暮らしについて想うこと

2011年12月に「芳泉茶寮」と名付けたこの古民家と出会い、4年間東京四谷のマンションとの二拠点暮らしの後、2015年に完全移住してから、早いもので10年が経ちました。

田舎暮らしを始めて一番意外だったことは、ITの発展が田舎暮らしに与えるインパクトの大きさでした。

芳泉茶寮は3つの販売ルートを持っています。
①通販コミュニティや通販サイトを通じての通信販売
②古民家「芳泉茶寮」における飲食店営業と対面販売
③房総地域で盛んに開催されているマーケットイベントでの対面販売

言うまでもなく①の販売ルートはFacebookを始めとするSNSやBASEを始めとする通販サイト運営業者の躍進がなければ存在しえないものであり、おそらく15年前には田園地帯に存在する小規模事業者には手を出せない販売ルートでした。

芳泉茶寮は公共交通機関で来ることは極めて難しい場所にあります。太い道路沿いでもなく、歩行者もほとんどいないので、たまたま通りかかった人が芳泉茶寮に来ることは、ほとんどあり得ません。

ですので、②の芳泉茶寮における対面販売もITなしには成立しません。今は、テレビ、新聞、雑誌などのメディアへの広告をせずとも、SNSやGoogleMap、ウェブサイトなどでの発信によって「芳泉茶寮」の活動をある程度広く知ってもらうことができます。

そして、辺鄙な場所に存在していても、GoogleMapなど無料のマップによって芳泉茶寮に無理なくたどり着くことができます。
このようなITの恩恵があるからこそ、芳泉茶寮での対面販売が可能となっています。

③のマーケットイベントも、イベント企画段階から、イベントの告知まで、SNSを始めとするIT産業の成果なくしては始まりません。

仕入れについても、ITの恩恵を得ています。
芳泉茶寮では、中華材料など、大都市でも専門店でなければ購入できないものも使用していますが、その多くはネットショップから購入しています。梱包材などの消耗品類も、ほとんどネットショップからの購入です。

千葉県の湾岸地域に流通センターが多く存在することから、早い時には夜に発注すると次の日の昼頃に荷物が届くこともあり、とても便利でありがたい限りです。
このように、今、私たちが享受している田舎暮らしの利便性は、IT産業と流通業のみなさんのおかげと、いつも感謝しています。

select shop 高橋家

「芳泉茶寮(ほうせんさりょう)」名付けたその古民家は美味しい水と空気、豊かな里山の自然を満喫できる場です。
そこに暮らしながら美味しいものを作り出し、みなさんと分かち合いたいとの思いで、日々ものづくりに勤しんでいます。
四季の移り変わりを感じていただける手作りの品や、高橋家愛用の逸品を、お届けできたらうれしいです。